白髪染めでかぶれを感じたら、すぐに使用をストップして、皮膚科の医師に診てもらうことが大切です。

痒みとともにチクチクする、ヒリヒリするといった症状が現れて、ついその部分をこすってしまいそうになりますが、絶対にこすったり掻いたりしないこと!

私の場合は、ついタオルで顔をこすってしまったので、顔中赤く腫れ上がりとんでもないことになりました。

そのままにしておいたり、自分で判断して手持ちの薬を塗ってしまったりしないよう、医師に診てもらうこと。

正しい処置が遅れると、治療が長引くこともありますから、すぐに病院・皮膚科へ行きましょう。

医師のイラスト

私の場合は、顔中にかぶれが広がってしまったので、医者に治るまで2ヶ月かかるといわれ、かぶれがわからなくなるまで本当に2ヶ月かかりました。その間、化粧もできず、シミになるかもしれないので直射日光を避けて外に出るのもはばかる状態でした。

そして医者からいわれたことは、このアレルギーは今後一生続きます、治すこともできません、ということ。

つまりアレルギー反応が出たら、もうそのかぶれ成分が入っている白髪染め(通常はヘアカラー)は、絶対に使ってはいけないということです。メーカーを変えてもアレルギーは出ます。パッチテストでもかぶれますから、パッチテストもしてはいけません。

かぶれの原因で一番多いのは有効成分であるジアミン系の酸化染料です。もうこれで白髪染めはできない、と悲観することはありません。非ジアミンのオハグロ式白髪染めやヘアマニキュア、ヘアカラートリートメントで白髪を染めることができます。

ヘアマニュキアやヘアカラートリートメントは髪の色持ちは2−3週間といわれあまり長くはありませんが、何回使っても髪が痛むことはありません。使うとかえって髪にツヤやコシを与え綺麗になります。